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歯科医師による癌性疼痛緩和処置

1 :名無しさん@おだいじに:2008/02/21(木) 10:48:46 ID:EFZGTPGe
技官もぼちぼち仕事してるな次期改定

○B−004−1−2 がん性疼痛緩和指導管理料 100点

註:がん性疼痛の症状緩和を目的として麻薬を投与している患者に対してWHO方式のがん性疼痛の治療法に基づき、
保険医療機関の保険医である歯科医師が計画的な治療管理及び療養上の必要な指導を行い麻薬を処方した場合に、月1回に限り算定する。


2 :名無しさん@おだいじに:2008/02/21(木) 10:55:56 ID:EFZGTPGe
がん性疼痛は、がん患者にとって最も苦痛である。がん患者のQOL向上のために、痛みの程度、性質を適切に診断し、早急な対応をとる必要がある。
がん性疼痛は、身体的疼痛だけではなく、Total pain:全人的疼痛と捉え、痛みのそれぞれの因子に対する治療が必要である。
がん患者の痛みは病期の経過に渡って一定ではなく、全身状態も一定ではないことが多い。薬物療法を行うに当たっては、がん患者の痛みの性質、全身状態に合わせた適切な薬物の選択、投与経路も考える必要がある。


「がん性疼痛緩和のガイドライン:Cancer Pain Relief」  参考1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 6

WHOは1986年に、がんの痛みからの開放をめざして、「がん性疼痛緩和のガイドライン:Cancer Pain Relief」が発表した。
ガイドラインが作成された意図は、誰でもできる疼痛治療法を普及させることにより、全世界のあらゆる国に存在するがん患者を痛みから解放することである。
モルヒネ経口投与を中心とした薬物療法である。

ガイドラインは、や元埼玉がんセンターの武田文和先生、Dr. Robert Twycross(英), Dr Swerdlow,Dr Rane(スウェーデン)らの尽力によって作られた。



3 :名無しさん@おだいじに:2008/02/21(木) 11:00:14 ID:EFZGTPGe
痛み治療に関する基本事項

早期除痛による難治性疼痛の生成防止
がんの痛みの治療の選択
痛み治療の目標設定

痛みの診断(アセスメント)

1患者の痛みの訴えを信じること
2痛みについての話し合いから始めること
3痛みの強さを把握すること
4痛みの経過を詳しく問診すること
5患者の心理状態を把握すること
6理学的な診察を丁寧に行うこと
7必要な検査を指示し、自ら検査結果を判断すること。
8薬以外の治療法についても考えること
9鎮痛効果を監視すること

痛みのコントロールの目標
 患者を痛みから解放し、QOLを維持・向上させる

第一目標 「夜間の睡眠の確保」・・・痛みに妨げられない夜間の睡眠時間の確保
第二目標 「安静時の除痛」・・・日中の安静時の痛みの消失
第三目標 「普通の日常生活がおくれる状態」・・・体動時や体重負荷時の痛みの消失
最終目標 痛みの消失が維持され、平常の生活に近づくこと

4 :名無しさん@おだいじに:2008/02/21(木) 11:05:10 ID:EFZGTPGe
がん性疼痛への鎮痛薬使用法の基本5原則
1経口投与を基本とすること(by the mouth)
  ---経口投与は患者の活動を制約しない。
2時間を決めて規則正しく(by the clock)
3痛みの強さに応じて(by the ladder)
4患者個人の特性に合わせて(for the individual)
(1)痛みの消失に必要な量は患者ごとに異なるので、比較的少量で投与を開始し、
   翌日(24時間後)効果を判定し、痛みが残っていれば約50%増量するという漸法を用いる。
(2)痛みが除去されていて、しかも副作用、殊に眠気が強ければ約50%減量する。
5その上でさらに細かい配慮を(副作用対策の実施、患者の心への配慮など)(with attention to detail)

WHO3段階徐痛ラダー;WHO three-step analgesic ladder
WHOが1986年に第1版のガイドライン作成し、1996年に一部改訂された。がんの痛みからの開放のために、モルヒネ経口投与を中心とした、誰でもできることをめざした物療法である。
第一段階---非オピオイド鎮痛薬±鎮痛補助薬
非オピオイド鎮痛薬
ex)NSAIDs:アスピリン類・アセトアミノフェン・イブプロフェン・インドメタシン
鎮痛補助薬
ex)カルバマゼピン・メキシレチン・タンボコール・セロクラール・トリプタノール・トフラニール・ルジオミール
痛みの残存又は憎強↓
第二段階---軽度から中等度-の強さの麻薬性鎮痛薬±非オピオイド鎮痛薬±鎮痛補助薬
軽度から中等度の麻薬性鎮痛薬(コデイン類)
ex)リン酸コデイン・オキシコドン・トラマドール
痛みの残存又は憎強↓
第三段階---中等度から強度-の麻薬性鎮痛薬(モルヒネ類)±非オピオイド鎮痛薬±鎮痛補助薬
中等度から強度の麻薬性鎮痛薬(モルヒネ類)
ex)モルヒネ・フェンタニル・オキシコドン・ブプレノルフィン

5 :名無しさん@おだいじに:2008/02/21(木) 11:06:11 ID:EFZGTPGe
常用のNSAIDsで効果が不十分な場合は、経口摂取が可能であれば、オキシコドン徐放錠、経口摂取が困難であれば、塩酸モルヒネの持続注入または持続皮下注を第1選択とする。
モルヒネに反応しにくい痛みに対しては、痛みの機序に基づく治療法を選択することによって、患者のQOLの向上を図る。
最近は、多様な形態のオピオイド製剤がある。
経腸栄養の場合は、硫酸モルヒネ徐放錠、いずれも使えない場合は、フェンタニルパッチを選択する。必要に応じて、ステロイドなどの鎮痛補助薬を併用し、それでも充分な除痛がで危難場合は、オピオイドローテーションを実施する。
がん性疼痛の治療には、医用麻薬の積極的使用が推奨されているが、日本での使用量は、先進諸国に比較すると少ないのが現状である。医療従事者がモルヒネの依存性を懸念して、医療用麻薬の使用を躊躇したり、処方している場合でも、
鎮痛に充分な用量まで増量していないことがある。がん性疼痛にモルヒネを使用しても、その鎮痛耐性や精神依存はほとんど形成されないことが明らかになっている。薬物依存について正しい理解を深めて、適当な鎮痛薬、麻薬を使用することが重要である。
がん性疼痛のためのWHO方式3段階徐痛ラダーにならって、Twycrossらは、ニューロパシックペインのための4段階鎮痛薬ラダーを作成している。

6 :名無しさん@おだいじに:2008/02/25(月) 12:25:29 ID:zUwKVSY0
あげ

7 :名無しさん@おだいじに:2008/03/01(土) 02:46:55 ID:6uqQOZoO
以上、口腔外科医による講習でした。

8 :名無しさん@おだいじに:2008/03/06(木) 00:45:05 ID:???
http://www.med.or.jp/nichinews/n180105l.html

いったい何処が医師不足なのか?
医師の質が最近の医療格差を生み出してるだけだろう。
もちろん医師のみでなく医療従事者の質も重要だ。
診療報酬など目先の付け刃ではなく、とにかく金のかかる
医学部・医局の制度の改善から始めなければ何も
変わらないのでは?
厚い壁に守られて社会情勢を知らない井の中の蛙に
なってしまっている諸君、医師不足と煽らないでほしいものだ。


9 :名無しさん@おだいじに:2008/03/06(木) 21:32:41 ID:Rvwm4dK1
医者の開業を物凄く困難にしてから勤務医を8時間勤務(完全3交代=当直ではなく夜勤)にしてやれば医師不足は無くなる


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